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- 管理栄養士の健康レシピ
今日は、ダイエットに必須のおうちごはんのお助けレシピの紹介です。
話題の酢玉ねぎを使ったレシピです。意外と簡単にできるって知っていますか?
酢の物といえば、きゅうりとワカメと思っていた私も、新しい酢の物レシピが増えました。
ちょっと嬉しいこんな効果もありますよ。
酢玉ねぎのチキンサラダ
材料(1人分)
【酢タマネギ】
玉ねぎ 1個
塩 小2/3
酢 220ml
はちみつ 大2
【チキンサラダ】
酢タマネギ 1個分
鶏肉 100g
赤パプリカ 1個
粒マスタード 少々
作り方
まず酢玉ねぎを作ります。
① タマネギを薄くスライスし、30分してから塩をふる。
② 酢とハチミツを加えてよく混ぜて、冷蔵庫で保管する。
酢玉ねぎを使ってチキンサラダを作ります。
① 鶏肉は、レンジで加熱し、細かくさいておく。
② パプリカを千切りにする。
③ 酢玉ねぎ・鶏肉・パプリカ・粒マスタードを混ぜる。
酢玉ねぎの効果
【酢の効果】
- 脂肪の合成を抑える
- 内臓脂肪の蓄積を低下させる
- 中性脂肪を減らす
- 血流を改善して血圧を安定させる
- 腸内環境を整えて便秘を解消する
- 抗酸化作用でシミやくすみの原因となる過酸化脂質を抑える
【玉ねぎの効果】
- 腸内フローラを整える
- 肝機能向上
- コレステロールの酸化を抑制
なかなか、嬉しい効果が一杯です。
玉ねぎの栄養価(100g当たり)
エネルギーkcal | 37 |
---|---|
たんぱく質g | 1.0 |
脂質 g | 0.1 |
炭水化物 g | 8.8 |
ビタミンB1 mg | 0.03 |
ビタミンB6 mg | 0.16 |
ビタミンC mg | 8.0 |
カリウム mg | 150 |
食物繊維 g | 1.6 |
参考:栄養学の基本がまるごとわかる辞典
日本食品成分表2017 七訂
冷蔵庫にあると、便利な玉ねぎです。でも、切ると涙がでるから苦手~という方もいました。
この涙が出るのは硫化アリルという成分が原因です。この硫化アリルが体内でアリシンに変り、辛み成分の原因となります。
生で食べると、苦みや辛みがあるのもこの成分ですね。
この硫化アリルは、新陳代謝を活発にしたり、免疫力を高めたり、コレステロール値を下げたり、動脈硬化予防したりと、体の中で色々な働きをします。
作って見た感想
玉ねぎといえば、生で食べると辛みがあることから、水でさらして食べるオニオンスライスなどがあります。かつおのたたきの薬味にも使います。
でも玉ねぎの栄養的な効果は、水でさらすと減ってしまうことを考えると、そのまま酢につけるという方法は、なかなか良い方法です。
今回は、作って翌日に食べましたが、4~5日で最も食べ頃になるとか。1週間~10日の保存が可能だそうです。今はやりの作りおき食材としても活躍しそうです。
酢玉ねぎの色々な使い方
- 酢タマネギのサラダ
(今回のようにそのまま混ぜて使用) - きのこと酢タマネギのマリネ
(きのこを炒めて味をつけ、酢タマネギと和える) - 甘酢あんかけ
(鶏のから揚げに上からかける) - 冷や奴の薬味に使う
- 納豆に混ぜる
なかなか、いろいろな食材とあわせることができて、便利ですね。今までは、酢の物といえば、胡瓜やわかめと思っていましたが、この酢タマネギも酢の物レシピとして使えそうです。
お試しあれ♪