女性がいくつになっても興味があるのがダイエットです。
でも、年代によってその目的は変わってくるように思います。
40代をすぎるころから、誰かのためにキレイになりたいというより自分のためにキレイになって自信をつけたい。やせて健康を維持したい。そんな目的の部分が増えてくるように思います。
30代は子育てに仕事に家庭と結構忙しくて太る暇もない状態でもあります。それが40代後半や50代になると、子育てが一段落したことで余裕の時間ができます。
私達の体はついつい楽な方向へ流れます。すると、今まで以上においしいものを食べる時間は増えるのに、体を動かす量は激減という状況になります。
その結果、いつのまにか体重が増えていたということになるわけです。
私も、40代後半からダイエットをしましたが、年齢が上がるに従って、無理なダイエットは体が受け付けないようになります。
年齢的な衰えを体が感じ取る結果でしょうか。
そんな体の声を無視して、ダイエットに集中しすぎると、今度は体の不具合がでてくることになります。
体力がおちた
記憶力がおちた
白髪がふえた
つまづきやすくなった
長時間立っていると疲れるようになった
視力がおとろえた
等々
これは、私の実体験も入っています。(苦笑)
そんな40代50代のダイエットに大事なことがあります。
無理のないダイエットを長期間続ける
1 無理をすると、どうしていけないの?
無理をすると、ストレスになります。
これが精神的なダメージとなって現われるということです。うつになったりすることもあります。
真面目な方ほど、痩せなきゃと思って無理をすることがあります。ほとんどの方は、体の声を聞いて、てきとうということばを理解しています。その結果キツイダイエットは途中で辞めてしまう結果となっても、体へのダメージは回避する結果となるわけです。
『そんなことを言っていたら、ダイエットなんてできない』
そう思いますか?でも痩せている方でもストレスが強いと病気の原因となるのです。また年齢があがるにつれて、このストレスの耐性が弱くなることも考えられます。
キレイになるために始めたダイエットで病気になったのでは本末転倒ですね。
2 今までと同じように食べているのにどうして太るの?
年齢と共に体の機能は衰えてきます。
アスリートのように毎日しっかりと運動しているという方は別ですが、ほとんどの方はそれほど運動していないということが多い様に思います。
すると、体の機能は維持しているつもりでも、徐々に衰えていきます。
『廊下を歩いていたら何もない所でつまずいた。』
これも、足の筋肉(特につま先)が衰えたために、つま先があがらなくなった結果です。
『膝が痛い』
膝のまわりの筋肉が衰えた結果です。
体の筋肉が減るということは、基礎代謝として使われるエネルギーも減ることになり、今までと同じ量を食べていても太る結果となります。
3 短期間で簡単にやせたい
短期間のダイエットは、気持ちの持続という意味では効果が高いですが、体への負担は大きくなります。
今まで長い時間をかけて太ったものを短期間で減らすには、多少の無理はかまわないと思う方もいるかもしれません。
しかし、短期間のダイエットは、やせるというより、やつれるという状態になることが多いのです。
また、40代以降は体の状態も衰えてくるので、さらに短期間のダイエットで負担を増やすことはオススメできません。
では、どんなダイエットなら続けることができるのでしょうか。
長期間続けるためには
ダイエットは制限ばかりでは、イヤになります。楽しく食べることも大事です。
そのためには、自分が口にするものを選ぶことが必要になります。
満足する食べ方は、質の良いものを自分にあった量だけ食べることです。
そのためには、外で食べる時の自分ルールを決めることが大事になってきます。
〇おやつは、1日に200キロカロリーまでにする
おやつならコチラの記事
↓
〇お昼ご飯は、野菜を必ず食べる
ランチならコチラ
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〇朝食は、甘いものは食べない
〇外食は食べ過ぎないように少量で種類を多く食べる
こんな、感じでしょうか。
逆に、ダイエット成功しても、リバウンドすることもあります。その原因となる理由も知っておきましょう。
リバウンドする原因を知っておく
大きくわけて、二つ。
〇年齢共に、代謝が落ちてくるので、今までと同じように食べていては太る
〇ダイエットのストレスで食欲をコントロールしにくくなる。
(どか食い→体重が増えた→やっぱりやめた→前以上に太る)
まずは、何もしなければ誰でも太ると知っておきましょう。